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政府与党連絡会議 今国会の重要法案・緊急事態宣言・ワクチン・ポストコロナなどについて総理がコメント

 首相官邸において、令和3年5月11日、「政府与党連絡会議」が開催されました。会議に出席した菅総理の冒頭の挨拶が公表されています。その中で、今国会の重要法案・緊急事態宣言・ワクチン・ポストコロナなどについて、次のようにコメントされています。

●国会では、医療改革を始め、国民生活に直結する重要法案の審議が続いており、私もこの後、デジタル法案の参議院の審議に臨みます。今国会において、一つ一つの法案を着実に成立させていくために、政府として緊張感を持って対応いたしますので、与党の皆さんの御協力を、よろしくお願い申し上げます。
●緊急事態宣言について、今月末まで延長するとともに、愛知県、福岡県を追加しました。今後、お酒とカラオケの提供の停止や夜の人流を抑えるための対策、テレワークなど、高い効果の見込まれる措置を徹底することで、感染拡大を食い止めたいと思います。まん延防止等重点措置についても、新たに、北海道、岐阜県、三重県を追加しました。各都道府県との緊密な連携の下に、対策を集中的に講じることで、感染を封じ込めてまいります。
 同時に、対策の決め手でありますワクチン接種を、私自身が先頭に立って、全力で進めてまいります。今週から順次、全国の自治体で本格的な接種が始まっており、また、この24日には、東京、大阪の大規模接種センターも始まります。7月末を念頭に、希望する全ての高齢者への2回の接種を終わらせることができるよう、あらゆる手段を講じて、自治体をサポートしてまいります。そうした中で、6月中をめどに、高齢者の接種の見通しがついた市町村において、基礎疾患がある方を含め、一般の方々への接種について、一人でも多くの方の接種が進むよう、柔軟に対応していきたいと思います。
 ワクチンの供給スケジュールについては、既に、6月末までの供給量を各自治体にお伝えいたしました。また、医師、看護師の確保に向け、私、直接、医師会、看護協会の会長に協力を要請するとともに、休日や夜間の体制拡充への支援など、具体的な対策を講じております。個別の自治体の状況を丁寧にお伺いし、一つ一つの課題に着実に対応することで、希望される全ての方々に速やかにワクチンを接種していただき、一日も早く安心して暮らせる日常を取り戻していきたいと思います。与党の皆さんの御理解と御協力をお願い申し上げます。
●経済財政運営の指針となる骨太の方針についても、本年の6月に策定する方向で議論を進めてまいります。まずは喫緊の課題であります新型コロナ対策、ワクチン接種に最優先に取り組みながら、ポストコロナも見据え、グリーン、デジタル、地方の所得向上など、強い経済を作り上げ、さらに、少子化対策など長年の課題にも答えを出してまいりたいと思います。更に骨太なものとしたいと考えます。今後、与党の皆様の御意見を伺いながら、作業を加速させていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

詳しくは、こちらをご覧ください。

<政府与党連絡会議(令和3年5月11日)>
http://www.kantei.go.jp/jp/99_suga/actions/202105/11sei_yoto.html

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