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国民年金保険料 納付率は10年連続上昇 コロナ禍で全額免除・猶予者は過去最多

2022/06/24

調査・統計

 厚生労働省から、「令和3年度の国民年金の加入・保険料納付状況」が公表されました(令和4年6月23日公表)。

 これによると、国民年金保険料の令和3年度の納付率(令和3年度の現年度納付率)は、73.9%だったということです(10年連続で上昇)。

〔参考〕納付率(%)= 納付月数/納付対象月数 × 100

納付対象月数とは、当該年度分の保険料として納付すべき月数(法定免除月数、申請全額免除月数、学生納付特例月数、納付猶予月数及び産前産後免除月数を含まない。)であり、納付月数はそのうち当該年度中(翌年度4月末まで)に実際に納付された月数である。ただし、納付対象月数及び納付月数には免除等に係る追納月数は含まれていない。


 その一方、国民年金保険料の全額免除・猶予者の数は、612万人となり、過去最多でした。

 全額免除・猶予者は、コロナ禍前までは580万人前後で推移していましたが、令和2年度に609万人に急増。令和3年度はさらに3万人増加し、過去最多を更新しました。

 収入が減少し、特例で納付を免除・猶予されている人が増えたためとみられています。

 詳しくは、こちらをご確認ください。

<令和3年度の国民年金の加入・保険料納付状況について>
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000213494_00004.html

※無断転載を禁じます

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