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こども未来戦略、改革工程を決定 我が国初のこども大綱も決定

首相官邸において、令和5年12月22日に開催された「第2回こども政策推進会議・第10回全世代型社会保障構築本部合同会議」において、こども未来戦略、全世代型社会保障構築を目指す改革の道筋(改革工程)、こども大綱について議論が行われ、その後、これらが閣議決定されました。

会議に出席した岸田総理は、この日の議論を踏まえ、次のようにコメントしています。

●「こども政策推進会議として、我が国初のこども大綱の案を、また、全世代型社会保障構築本部として、こども未来戦略と改革工程を決定した。

●こども大綱においては、子供・若者の視点に立って、社会が保護すべきところは保護しつつ、子供・若者を権利の主体として、その意見表明と自己決定を年齢や発達段階に応じて尊重し、子供・若者の最善の利益を第一に考えること、また、子育て当事者のニーズに応じて、社会全体で柔軟に支えていくことなど、こども政策を進めていくための基本的方針を示している。

これに基づき、具体的な施策を計画的に進めていく必要がある。

●こども未来戦略では、あわせて3.6兆円という規模の加速化プランを示した。

加速化プランを支える財源確保に当たっては、徹底した歳出改革等によって確保することを原則とし、実質的な負担が生じないとの考え方を、財源の具体的な内訳や金額とともに示している。

●このうち、歳出改革については、本日決定した「改革工程」に沿って、全世代型の社会保障制度を構築する観点から、取り組む。

なお、こども未来戦略で示された加速化プランでは、児童手当の抜本的拡充、個人の主体的なリ・スキリングへの直接支援、いわゆる「年収の壁(106万円/130万円)」への対応、育児期を通じた柔軟な働き方の推進などが実施されることになっています。

その安定的な財源の確保のための財政面の改革も含め、今後の動向に注目です。

詳しくは、こちらをご覧ください。

<こども政策推進会議・全世代型社会保障構築本部合同会議(岸田総理のコメントなど)>
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202312/22kodomo_zensedai.html

※決定されたものはこちら

<「こども未来戦略」についてを決定しました>
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/zensedai_shakaihosho_kochiku/dai10/siryou1-2.pdf

<「全世代型社会保障構築を目指す改革の道筋(改革工程)」についてを決定しました>
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/zensedai_shakaihosho_kochiku/dai10/siryou2-2.pdf

<「こども大綱」の決定>
https://www.cfa.go.jp/policies/kodomo-taikou/

※無断転載を禁じます

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