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平成30年における「人権侵犯事件」 セクハラが増加(法務省)
法務省から、「平成30年における「人権侵犯事件」の状況について(概要)」が公表されました(2019(平成31)年3月15日公表)。
同省の人権擁護機関は、人権侵犯事件調査処理規程に基づき、人権を侵害されたという申告等を端緒に、その被害の救済、予防に努めているということです。
今回、2018(平成30)年における取組状況が公表され、新規救済手続開始件数は、19,063件で、処理件数は18,936件だったとのことです。
あわせて、新規救済手続開始件数からみた特徴も紹介されています。
その特徴として、インターネット上の人権侵害情報に関する事件数が高い水準であることと、セクシュアル・ハラスメントに関する事件数が増加したことがあげられています。
●インターネット上の人権侵害情報に関する事件数が、前年に次いで過去2番目に多い件数を記録……1,910件(対前年比13.8減少)
●セクシュアル・ハラスメントに関する事件数が増加……410件(対前年比35.3%増加)
セクシュアル・ハラスメントに関する事件数が増加したことについては、「#MeToo(私も)」運動が顕在化のきっかけになっているのでは? といった分析もされているようです。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<平成30年における「人権侵犯事件」の状況について(概要)~法務省の人権擁護機関の取組~>
http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken03_00224.html
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