内部留保を成長分野への投資に 支援策やルールづくりを検討(未来投資会議)
2019/10/04
令和元年(2019年)10月3日、首相官邸において「第31回 未来投資会議」が開催されました。
今回の会議では、企業内部の経営資源の新たな分野への投資の促進、デジタル市場のルール整備と将来の規制の精緻化について議論が行われました。
報道などで話題になっているのは、「企業内部の経営資源の新たな分野への投資の促進」。
会議の中で、企業の内部留保についての分析が報告され、アベノミクスの成果で現預金が50兆円増加し、240兆円になっているということです。
この内部留保を成長分野への投資につなげるため、スタートアップ企業の買収や共同研究などを促進する支援策やルールづくりなどの環境整備を検討していくということです。
議長である安倍総理は、「いかにして新たな分野の研究開発など、長期的視点に立った投資にまわしていくかが、我が国の将来の命運を左右する」とコメントしています。
政府は、年末までに中間報告を取りまとめ、来年の夏までに新たな実行計画を閣議決定する方針です。
詳しくは、こちらをご覧ください
<安倍総理は第31回未来投資会議を開催しました>
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/201910/03miraitoushi.html
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