2019/11/29(金) コラム
意外と知られていない賃金の話
本稿では、意外と知られていない賃金に関すること、を説明していきます。先生方には「釈迦に説法」でしょうが、一般では、意外と理解されていません。顧問先などへ情報提供のネタとしてお使いいただければとおもいます。
1.様々な賃金の形態
(1)定額制
賃金の定額制とは、文字通り一カ月単位など一定期間の賃金を定額とすることです。
定額制では、「定額賃金には〇〇時間分の残業代を含む」と規程している会社が多いのですが、それでも割増賃金の扱いを巡り労使間でトラブルとなりやすい制度です。
(2)歩合制
仕事の成果や業績によって、給与が変動するタイプの給与形態をいいます。
「歩合制」は、大きく「完全歩合制」と「固定給+歩合制」に分かれます。
会社は、従業員に対して最低賃金以上を支払う必要があるため、現実に会社が採れる歩合給制は、「固定給(最低賃金額以上)+歩合制」となります。
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