ストレスチェック集団分析結果にありがちな勘違いとは
そろそろストレスチェックの実施時期もしくは準備に取り掛かられている事業所が多くなる頃かと思いますが、実施時期や集団分析についてどのように考えておられますでしょうか。
一般的に、実施時期は6月〜8月であることが多くみられます。これは入社時期や健康診断時期にあわせて実施している事業者も多いこともありますが、ベストと言われている所以は事業者が比較的良好な結果を出すためであり、夏季特有の高揚感がストレス反応を良好な方向へ後押しすることが影響しています。例えば同じ事業所において夏季と冬季にそれぞれストレスチェックを実施してみればわかりやすいかと思いますが、秋季から冬季にかけての気温低下が心身のストレスに悪影響を及ぼすことがあります。つまり秋季から冬季にかけて心身が不安定になりやすく、当然に集団分析結果にも現れてきます。逆を言うと、夏季を実施時期とされている事業者は、「我々の組織には問題ない」と勘違いしてしまいやすいということに気をつけなければなりません。
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