2024/11/28(木) コラム
事業融資で金融機関が提出を求める書類とは
個人でも法人でも金融機関と融資取引を行う場合は、融資が実行される前の段階で金融機関の審査があります。金融機関は審査の必要から様々な書類の提出を要求してくることもあります。中には提出したくないと思う書類もあり悩むところですが、初めて融資相談をする金融機関に対して提出をしなければ高い確率で融資は受けられないことになります。金融機関の多くは、一般的に次の書類の提出を求めてきます。
■必ず提出する書類
1.決算書と申告書の控
決算書と申告書の控、この二つは融資の申込みで必ず必要になる書類です。業歴のある事業者であれば、3期分など複数事業年度分のコピーの提出を要求されます。
決算書というと「貸借対照表」、「損益計算書」、「株主資本等変動計算書(法人)」をイメージしますが、法人であれば「勘定科目内訳書」と「事業概況説明書」も必要となります。申告書の控は、「法人税(個人は所得税)」、「消費税(課税事業者)」、「住民税(都道府県民税、市町村民税)」が必要となります。
なお、個人事業者の場合は、所得税の確定申告を行うことで住民税の申告も完了するため、住民税申告書の控えの提出はありません。
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