健康保険組合 令和2年度の決算見込の集計結果を公表 コロナ禍での受診控え等で黒字
健保連(健康保険組合連合会)から、「令和2年度 健康保険組合決算見込集計結果」が公表されました(令和3年10月19日公表)。これは、令和 3 年 3 月末現在のすべての健康保険組合(1,388組合)の数値を集計したものです。そのポイントは、次のとおりです。
●令和 2 年度決算見込みは、高齢者拠出金が増加(3.2%)し、新型コロナ感染拡大の影響から保険料収入が減少(▲0.7%)したが、感染拡大下における受診
控え等により保険給付費が大きく減少(▲5.1%)し、2,952 億円の黒字。
●業態別にみると、特定の業種(「繊維製品製造業」、「運輸業」、「宿泊業・飲食サービス業」、「生活関連サービス・娯楽業」)では報酬の悪化(特に賞与の悪化)が著しい。
コロナ禍で受診控えという特殊な要因で黒字が維持されましたが、厳しい財政状況が続くと分析されているようです。詳しくは、こちらをご覧ください。
<令和2年度 健康保険組合決算見込集計結果>
・概要:https://www.kenporen.com/include/press/2021/2021101901.pdf
・本文:https://www.kenporen.com/include/press/2021/2021101902.pdf
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