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協会けんぽ 平成30年度は約6,000億円の黒字の見込み
全国健康保険協会(協会けんぽ)から、平成30年度の決算見込み(医療分)について、お知らせがありました(令和元年(2019年)7月5日公表)。
この見込みによると、
平成30年度は収入(総額)が10兆3,461億円、支出(総額)が9兆7,513億円となり、収支差は5,948億円。収支差は、前年度比で1,462億円の増加となっています。
しかし、収入の増加については、近年、保険料収入を増加させていた被保険者の人数の伸びが急激に鈍化していることに加え、賃金についても今後の経済の動向は不透明であること、支出についても診療報酬のマイナス改定や制度改正の影響(退職者医療制度の廃止)等により、一時的に増加が抑制されている側面があることに加え、今後の高額薬剤の保険収載等も踏まえると、協会けんぽの財政は引き続き楽観を許さない状況としています。
なお、30年度末の準備金残高は2兆8,521億円。
この金額は、保険給付費等に要する費用の3.8か月分に相当するとのことです。
黒字ですが楽観はできないということで、今後、保険料率が大幅に引き下げられるといったことはなさそうですね。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<平成30年度協会けんぽの決算見込みについて>
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