部下との関係性向上・組織活性に役立つ 「関係力アップ研修」のやり方
マサチューセッツ工科大学のダニエル・キムが提唱する「組織の成功循環モデル」についてはご存知の先生も多いと思います。
下記のような 関係の質 → 思考の質 → 行動の質 → 結果の質 という順番にアプローチしていくと、プラスの循環が生まれるが、逆に「結果の質」から変えようとしてしまうと、様々なところにひずみが生じ、うまくいかない、という理論です。
つまり、望む結果を出したければ、一番遠回りに見えても「関係の質」へのアプローチが欠かせず、管理職にとって、組織の「関係の質」改善に働きかけるスキルこそ、何より大切だと言うことです。
そこで今回PSRでは、中小企業向け組織活性化研修といえばこの人! という望月先生にご登場いただき、様々な側面から、組織の関係力アップに効く研修を教えていただくことにしました。
この研修で学べること
1. 面談のやり方 | 今回の研修では、「面談のやり方」を管理職に身に着けてもらうことを重視しています。 そのため、研修中に上司役・部下役を決め、ロールプレイングをするカリキュラムを組んでいます。 |
2.「部下ノート」の使い方 | 『1万人の部下をぐんぐん成長させたすごいノート術 部下ノート』という本も出されているほど、 望月先生が力を入れて企業に導入を促しているのが「部下ノート」です。 今回の研修では、部下ノートの効果的な書き方だけでなく、先生がこの研修を実際行った後に顧問先管理職の部下ノートを添削できるようになるまでのノウハウが入っています。 |
3. ソーシャルスタイル理論 | 人には性格というものがあり、正確によって部下指導の仕方も変えていくべきです。 この研修では「ソーシャルスタイル理論」を用い、部下の気質に合ったコミュニケーションの取り方を学んでいきます。 |
そのほか、レジリエンス、行動分析学などについてもお話しいただきます。
社労士の先生が「関係力アップ研修」を学ぶメリット
1. 人事評価コンサルと相性がいい
人事制度、評価制度策定や改定に必ずついてまわるのが考課者研修です。このカリキュラムは考課者研修にも適しています。特に「部下ノート」は評価制度の運用に、絶大な効果を発揮します。
2. 1on1を導入したい会社への提案に使える
今回の研修で多くの時間を割いているのが「面談のやり方」です。ロールプレイングを交えながら、どのように面談を進めるのかを順序だてて学べるので、1on1を導入したての会社様への提案にも向いています。
望月先生よりメッセージ
前回開催から3年以上経過しておりますので、『関係力アップ研修』のバリエーションが増えております。
またコロナの時期を経て、リモート研修が増えたこともあり、(手前味噌ですが)一番変わったのはパワーポイントで作成した資料の充実です。参加頂いた先生には、資料はすべてデータでご提供します。
新しい付加価値に出会える講座内容になっていると確信しております。初めての先生はもちろん、前回受講された先生も、積極的に参加をご検討ください。
講師
人事政策研究所 望月禎彦先生
●有限会社 人事政策研究所 代表
●中小企業大学校講師
1960年生まれ。立教大学卒業後、ユニ・チャーム株式会社にて営業を経験後、人事部にて採用、研修の実務を経験。92年独立。支援先を中堅企業に絞り、支援先企業が人事政策面で1人立ちできるよう徹底的に指導するのが特徴。「行動」をベースにした独自の理論を駆使し、「できる人」を着実に増やし、成果につなげる。実際の支援先は30年間で400社を超える。2000年には、そのノウハウを結実させたソフトウエア「コンピテンシーマスター」を、2010年には、人事評価ASPシステム「コンピリーダー」を開発し、ユーザー数は累計3,000企業にのぼる。その導入先は上海、台湾にも及んでいる。
また講演では、コンスタントに年間1,000名超の経営者/マネージャーに実践ノウハウを提供。2011年には、30年間のノウハウを体系的に提供する塾形式の「望月人事クラブ」を主宰し、全国各地に「出来る人を増やす」活動を推進している。
開催概要
セミナータイトル | 部下との関係性向上・組織活性に役立つ 「関係力アップ研修」のやり方 |
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講師 | 望月禎彦先生 |
備考 |
今回の講座は、東京会場参加とZoomでのオンライン参加の日程が違います。ご注意ください。 ご希望の受講日にチェックいただきお申し込みをお願いします。
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