SDGs推進に関する実態調査の結果を公表 約90%の中小企業が認知(日商・中小機構)
日本商工会議所から、独立行政法人中小企業基盤整備機構が「中小企業のSDGs 推進に関する実態調査」の結果を公表したとのお知らせがありました(令和4年3月14日公表)。
この調査は、令和4年1月中旬に、全国の中小企業など2,000 社を対象にウェブアンケートを行ったものです。
SDGsについて約90%の中小企業が認知しているものの、その内容理解は約40%にとどまっているということです。
SDGsの理解度と取り組み状況の関係を見ると、「十分理解している」、「やや理解している」と回答した企業では、「すでに取り組んでいる」、「今後は取り組んでいく予定」が58.4%となっています。
SDGsの取り組みに向けた課題は、「何から取り組めばよいのか分からない」(21.0%)が多く、「取り組むことによるメリットが分からない」(19.3%)、「SDGsや取り組み方法に関する情報が少ない」(16.4%)などが続いています。
求める支援としては、「SDGsに取り組む際活用できる補助金・助成金」(22.2%)、「SDGs取り組み事例の公表」(15.3%)、「中小企業のためのSDGs推進指針の策定・公表」(14.4%)などが挙げられています。
普及を図るには、やはり、補助金や助成金の創設が手っ取り早いのかもしれませんね。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<「SDGs推進に関する実態調査」の結果を公表(中小機構)>
https://www.jcci.or.jp/news/trend-box/2022/0314164514.html
※無断転載を禁じます