令和6年春闘 賃上げ要求は平均5.85% 連合が中間集計
連合(日本労働組合総連合会)は、令和6年3月4日12:00時点で、2024春季生活闘争の要求集計を行いました。
その概要は、次のとおりです。
●要求提出済み組合は3,726組合、うち月例賃金改善(定昇維持含む)を要求した組合は3,449組合で、いずれも昨年を上回った(昨年同時期比495組合増・703組合増)。
●平均賃金方式で賃金引き上げを要求した3,102組合(同488組合増)の平均は17,606円・5.85%(加重平均)で、昨年を大きく上回った(同4,268円増・1.36ポイント増)。
●賃上げ分が明確に分かる2,479組合の賃上げ分の要求は12,892円・4.30%(同4,460円増・1.47ポイント増)
300人未満の中小組合では11,455円・4.38%(同3,643円増・1.35ポイント増)となっている。
●有期・短時間・契約等労働者の賃上げ要求額は、組合員数加重平均で時給75.39円(同9.25円増)、月給14,780円(同3,255円増)と、昨年同時期比大幅増となった。
平均賃金方式で賃上げを要求した組合の引き上げ幅の平均は「5.85%」ということですが、これが5%を上回ったのは、1994(平成6年)春闘における5.40%(最終集計)以来30年ぶりだということです。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<要求集計(2024年3月4日集計・3月7日公表)>
https://www.jtuc-rengo.or.jp/activity/roudou/shuntou/2024/yokyu_kaito/index.html#yokyu_shukei
※無断転載を禁じます