2023年春闘 中小企業業種別回答状況の賃上げ率3.92% 前年から大幅に上昇も大手企業との差は大きく(経団連)
経団連(日本経済団体連合)から、「2024年春季労使交渉・中小企業業種別回答状況[第1回集計]」が公表されました(令和6年(2024年)6月13日公表)。
これは、従業員数500人未満の中小企業の2024年春闘妥結状況の第1回集計です。
定期昇給を含む月例賃金の引き上げ額は、回答226社の平均で10,420円(前年の同調査7,864円)、賃上げ率は3.92%(前年の同調査2.94%)でした。
中小企業における賃上げ額・賃上げ率は、ともに、前年から大幅に上昇しました。
しかし、先に公表された経団連の「2024年春季労使交渉・大手企業業種別回答状況[第1回集計]」によると、大手企業における賃上げ額は19,480円、賃上げ率は5.58%となっており、中小企業と大手企業との差は大きいといえます。
最終集計は、今後公表される予定です。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<2024年春季労使交渉・中小企業業種別回答状況[第1回集計]>
https://www.keidanren.or.jp/policy/2024/045.pdf
〔確認〕2024年春季労使交渉・大手企業業種別回答状況[第1回集計](令和6年5月20日公表)
https://www.keidanren.or.jp/policy/2024/040.pdf
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