毎月勤労統計調査 令和6年12月分結果速報 実質賃金0.6%増 2か月連続プラス(厚労省)
厚生労働省から、「毎月勤労統計調査 令和6年12月分結果速報」が公表されました(令和7年2月6日公表)。
これによると、労働者1人あたりの平均賃金を示す現金給与総額は、前年同月比4.8%増の61万9,580円となり、36か月連続で前年同月を上回りました。
12月は、特別に支払われた給与(いわゆるボーナス)が反映され、現金給与総額が高くなりますが、令和6年12月については、この特別に支払われた給与が前年同月比で6.8%増となっており、現金給与総額を押し上げた形になっています。
また、現金給与総額(名目賃金)に物価の変動を反映させた実質賃金は、前年同月比0.6%増となりました。
実質賃金は、確報による修正を考慮すると、2か月連続でプラスとなっています。
物価の上昇が賃金の上昇を上回る状況が続いていましたが、2か月連続で賃金の上昇が物価の上昇を上回りました。
この傾向が続くのか、今後の動向に注目です。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<毎月勤労統計調査ー令和6年12月分結果速報>
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r06/2412p/2412p.html
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