社労士の先生のなかには、「パソコンは苦手」と感じている方も多いと思いますが、
数字を多く使う社労士の仕事は、「エクセル」の使い方によって効率アップします！

しかし通常業務を行いながら、わざわざパソコン教室に通ってエクセルの使い方を学ぼうと考える先生は稀でしょう。

そこで今回、IT企業でSEをされたあとに社労士として独立した依田先生に
「知るとすぐ、社労士の業務が効率アップする！」
というポイントに絞ったエクセル活用セミナーを開催頂くことにしました！

　当日は依田先生が実際、開業後に自身で作成し、活用してきた資料を基にお話しいただきますので、ちまたのパソコン教室とは違う「社労士業務に特化した」エクセルの使い方を効率的に学ぶことができます。

に特にお薦めの講座です！

 

セミナー内容

テキストをベースに、テーマごとに事例→解説という組み合わせでテンポ良くご紹介していきます。

※受講者毎にエクセルの習得レベルが異なるため、セミナーでは個々の進捗に合わせて話を進めることはしませんが、受講後に復習できる資料や演習問題を配付します。

第1部

業務効率ＵＰにつながるエクセルのオプション機能設定、ショートカットなどを事例を交えながらご紹介します。

1．面倒くさがりなアナタこそ、作業効率プロに！
2．エクセルの準備体操
　(1)プチイラッとする”余計なお世話”機能をストップ
　(2)マウスは使わない！？　ショートカットキーだけで効率ＵＰ！
　(3)質問が多い「困った事象」の回避策

第2部

社労士開業後に作成した資料を例に、関数、書式設定など作成する上でのポイントをご紹介します。

3．ここからが本番！実用エクセル紹介
　(1)【社保＆雇用保険手続き管理台帳】作成ポイント
　　　手続き業務を管理する上で必ず必要な管理台帳です。
　　　「手間無く・見やすく・間違えない」事を目的に、エクセルの書式設定などを中心にご紹介します。
　　　　★リストから会社を選択
　　　　★フィルタリングの設定
　　　　★入力規則で、提出期限などを見やすく など

　(2)【タイムカード集計】作成ポイント
　　・給与計算では、タイムカード（紙）を手で集計する会社が、まだまだあります。
　　　 関数などを用い、出来る限り自動計算に任せましょう。
　　　　★絶対参照の説明
　　　　★曜日の自動設定
　　　　★労働時間の合計
　　　　★労働時間の端数処理
　　　　★0時を超える深夜勤務時間の自動計算 など

　(3)【年間休日計画表】作成ポイント
　　・顧問先の時間単価を計算する上で、年間休日計画表は必須です。
　　　カレンダーを作成するポイントも合わせて紹介します。
　　　　★月毎に異なる暦日の自動設定
　　　　★暦日数の数え方
　　　　★休日数の数え方
　　　　★1年間の総労働時間の集計

　　・VlOOKUP関数による祝日表示
　　　苦手意識がある方が多い、VLOOKUP関数。
　　　基本をマスターしましょう！
　　　　★VLOOKUP関数を利用時に注意すべきこと
　　　　★VLOOKUP関数を利用した祝日表示

　※ 講義中のデモ操作はWindows10パソコンでOffice 2016を使用しています。

 

 

講師

依田久美子（よだ　くみこ）氏

社会保険労務士事務所エミラインパートナーズ代表

システムインテグレーターのＴＩＳ株式会社で16年、システムエンジニアとして勤務。
主に、企業の人事・給与・勤怠システムの開発・プロジェクト管理を担当。

長年、プロジェクト管理者として企業の人事・総務を担うお客様から様々なご相談を伺っている中で、多岐にわたる「ヒト」の問題を、”システムに拘らず”企業のお困りごとに対しきめ細やかなサポートをしたいという思いから、社会保険労務士の資格を取得、事務所を設立。
主に、就業規則作成・改訂、採用支援、業務効率化支援の業務を中心としている。
また、2019年度は厚生労働省 東京労働局委託事業の働き方改革推進支援事業：派遣専門家としても活動中。

エクセルでの業務改善は勤務時代から得意分野であり、エクセルを使い「数日かかる従業員1万人以上の企業の定型業務を30分程度にした」「プロジェクト進捗を見える化し生産性を上げた」などの経験を持つ。

現在でも、業務効率化は、必ずしも高価なシステムを導入すれば叶うものではなく、
業務（仕事内容）を分析し”企業ごとに合う方法”を選んでいく事が重要と考えている。
お客様のお話を丁寧に伺った上で、”身の回りにあるもので改善する方法”の一つとして、エクセルを利用するご提案をしている。
例）
・個別勤務表の集計表作成
・個人毎に有給発給日が分かる有給管理台帳
・複数ある手当項目の一括集計表

また、”エクセルで、お客様自身が作れるようになる”ことが、企業の効率ＵＰに繋がることと考えているため、エクセル使い方勉強会も開催している。