人事コンサルタントや教育体系の構築までアドバイスできる研修講師に必要なのは、経営者の信頼を得ることです。

そして信頼を得るための近道が、 「経営者が気づいていない視点での、
“言われてみれば、確かに”という的を射たアドバイスをする」 ことです。

この講座では、会社の規模別に、経営者が抱きやすい悩みやぶつかりやすい課題をご紹介し、それにどう響くアドバイスができるか、についてポイントをご紹介していきます。

経営者に響くアドバイスさえできれば、人事コンサルや社員研修の受注はたやすくなります！

また、この講座では、「経営者が気づいていない課題に、先に気づく」ための武器としての「モチベーションサーベイ」というツールもご紹介します。

この講座でお伝えすることは、「サーベイありき」の内容ではありませんが、経営者に響くアドバイスをするための知恵とサーベイを合わせて使うことで、さらに効果を発揮します。

• 人事コンサルの提案に苦戦している
• 経営者がなかなか研修の予算を取ってくれない
• 経営者ともっと深い話ができるようになりたい
• 企業の成長にともなって発生する経営課題について理解したい
• 経営者に客観的なデータを提供できる「サーベイ」に興味がある

という先生は、是非、この講座にお越しください。

新しい視点を得ることで、人事コンサルや社員研修の受注率がアップするはずです。

セミナー内容

【第1部】
経営者や経営幹部から、いかに信頼を獲得するかその為には、
「信頼形成」と「課題合意」がカギ

• 単なるヒアリングでは、信頼関係が構築できない理由
• 経営者と経営幹部から「悩み」をお話いただく３つのポイント
• 提案の前に、経営者から深い課題合意をするポイント
• 企業の成長ステージに応じた、組織課題を理解する

経営者や経営幹部から、人事組織の仕事をいただくためには、信頼いただくことに加えこちらの提案に対して、それは自社の経営課題として非常に大切なものだと感じていただくことが大切になります。

本章では、経営者、経営幹部から相談いただくためのポイントと、企業が様々な成長ステージにおいて、人事組織にどういった課題を感じるのかを理解いただき人事コンサルタントとして仕事をいただくためのポイントを理解いただきます。

【第2部】
30名～100名の企業がぶつかる壁を理解し信頼を勝ち取る
アドバイスポイントと提案ポイントを理解する

• 理念とvision明示で解決できる経営者の悩み
• 中堅・中小企業の理念が「額縁の理念」にならないためのポイント
• 理念構築の全体の進め方と注意点
• 評価制度で解決できる様々な経営者の悩みを理解し、提案の幅を広げる
• テンプレートで策定する評価制度が陥りやすい限界と解決方法

30名をこえてくると、経営者一人では全体を見れなくなってきます。 その状況から、経営者、経営幹部は、評価制度を作ったり、管理者研修をしたりすることで自社の課題を解決しようとします。

本章では、そのような経営者に対して、響くアドバイスや、幅広い経営者の悩みを評価制度の提案に繋げていくポイントを理解いただきます。

【第3部】
100名～300名の企業がぶつかる壁を理解し信頼を勝ち取る
アドバイスポイントと提案ポイントを理解する

• 社員の積極的な姿勢とモチベーションを引き出すキャリアステップ
• 人事課題の発掘や提案につながるキャリアステップは絶対に身につけるべきテーマ
• 評価制度でカバーできない部分を管理職でサポートする
• 権限移譲できない経営者にどうアドバイスしたらよいか
• 管理職研修の提案をより効果的に響かせられる権限移譲へのアドバイス

100名を超えてくると、新しい社員の採用、離職の抑制という点で、社員に対しての魅力を訴求する体制づくりが必要になってきます。また、仕組みだけでは環境変化に追いつかなくなってくるため、管理職が効果的に動ける状態をつくることが大切です。

本章では、そのような経営者が悩んでいる経営課題である社員のモチベーション向上や社員が主体的に動く環境づくりを実現するためのアドバイスや提案のポイントを理解いただきます。

【第4部】
経営者、経営幹部と深く課題合意をするためのEISサーベイの活用法

• EISサーベイとは
• EISサーベイで何が分かって、何が提案できるのか
• EISサーベイの営業のポイント
• 興味付けから発注までの流れ

人事組織の施策は、業績に直結する内容ではないことも多く、なかなかその施策が自社にとって必要な内容なのかを確信していただくことは難しいのが実情です。 そのため、まずは、EISサーベイをおこなうことで、経営者と社員が重要だと感じていることにGAPがないか、社員が重要だと感じつつも、不満をもっている項目がどんな項目なのかを確認いただくことで、その課題を解決する施策が重要な経営課題であると捉えて頂けるようにします。

本章では、EISサーベイの興味付けから、実施後提案できる内容を理解いただくことで人事コンサルタントとして活躍頂く上でのEISサーベイの活用ポイントを理解いただきます。

参加特典

「企業のステージにおける課題」プレゼント

企業が成長するたびにどのような成長課題にぶつかるかを整理した資料です。 クライアントの規模や課題に応じてどんな取り組みが必要になってくるかが整理されています。

講師

西木　勝陽（にしき　かつあき）氏
●株式会社リブ・コンサルティング
　コンサルティング事業本部　チーフコンサルタント 

東京大学卒業後、大手経営コンサルティング会社入社。1600社の会員を抱えた企業向けに管理職研修、人事評価制度研修、リーダーシップ研修、マネジメント研修の開発・運営・講師を手掛ける。2013年同社を退職し、（株）リブ･コンサルティングに入社。
前職の経験を活かし、社内の教育システムの構築を手がけるなど、若手のコンサルタント育成で定評がある。
成長企業の組織構築を得意とし、業務の標準化、システム構築などで実績多数。IT企業、建設業、住宅不動産業、学習塾、自動車事業、飲食業等、幅広い業種で支援を行う。企業のタレントマネジメントや、インナーブランディング（理念や社内向け企業メッセージ）などのテーマでも講演実績多数。