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労働契約制度及び労働時間制度等のこれまでの議論の整理を提示(労政審の労働条件分科会)

厚生労働省から、令和4年12月13日開催の「第185回 労働政策審議会労働条件分科会」の資料が公表されました。

今回の分科会において、「労働契約制度及び労働時間制度等について(これまでの議論の整理)」が提示されています。

労働契約制度については、無期転換ルール、労働契約関係の明確化、労使コミュニケーションに関する論点が整理されています。

たとえば、労働契約関係の明確化について、「労働基準法の労働条件明示のタイミングに、労働条件の変更時を追加することを引き続き検討することについてどのように考えるか」といった論点が取り上げられています。

労働時間制度については、裁量労働制、年次有給休暇、今後の労働時間制度についての検討に関する論点が整理されています。

たとえば、裁量労働制について、「企画業務型裁量労働制や専門業務型裁量労働制の現行の対象業務の明確化等による対応を検討し、対象業務の範囲については、経済社会の変化や、それに伴う働き方に対する労使のニーズの変化等も踏まえて、その必要に応じて検討することについてどのように考えるか」といった論点が取り上げられています。

具体化に向けて、どのような論点がさらに検討されていくのか、動向に注目です。

詳しくは、こちらをご覧ください。
<第185回 労働政策審議会労働条件分科会(資料)>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29749.html

※無断転載を禁じます

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