令和5年の推定組織率16.3% 前年より0.2ポイント低下で過去最低(厚労省の調査)
厚生労働省から、「令和5年労働組合基礎調査の概況」が公表されました(令和5年12月20日公表)。
ポイントは次のとおりです。
●労働組合数、労働組合員数及び推定組織率
・労働組合数→22,789組合(前年より257組合減少)
・労働組合員数→993万8千人(前年より5万5千人減少)
・推定組織率→16.3%(前年より0.2ポイント低下)
〔参考①〕女性の労働組合員数及び推定組織率
・労働組合員数→347万3千人(前年より2千人増加)
・推定組織率→12.4%(前年より0.1ポイント低下)
〔参考②〕パートタイム労働者の労働組合員数及び推定組織率
・労働組合員数→141万人(前年より6千人増加)
・全労働組合員数に占める割合→14.3%(前年より0.2ポイント上昇)
・推定組織率→8.4%(前年より0.1ポイント低下)
推定組織率が、前年より0.2ポイント低下し、過去最低の「16.3%」となりました。
なお、労働組合員数は、トータルでは減少しましたが、女性とパートタイム労働者については増加しています。この傾向は、昨年(令和4年)と同様です。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<令和5年労働組合基礎調査の概況>
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/roushi/kiso/23/index.html
※無断転載を禁じます