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令和5年度の国民年金の最終納付率 83.1%で過去最高 2年連続で80%台(厚労省)
厚生労働省から、令和5年度の国民年金の加入・保険料納付状況が公表されました(令和6年6月27日公表)。
ポイントは次のとおりです。
●第1号被保険者の令和5年度の最終納付率(令和3年度分保険料)は、83.1%。
前年度から2.4ポイント増加し、平成24年度の最終納付率(平成22年度分保険料)64.5%から18.5 ポイント増加し、11年連続で上昇。
・統計を取り始めた平成16年度の最終納付率(平成14年度分保険料)以降、最高値。
・現年度納付率(令和5年度分保険料)は77.6%(前年度から1.6ポイント増)となっており、平成23年度の現年度納付率(平成23年度分保険料)から12年連続で上昇。
●国民年金第1号被保険者が減少する中、納付月数は7,701万か月と昨年度より約40万か月増加、全額免除・猶予者は596万人と令和4年度より11万人減少。
●令和5年度末の未納者は、79万人であり、前年度より10万人減少。
なお、厚生年金保険被保険者(第1号厚生年金被保険者の収納率は98.7%)、国民年金第3号被保険者等も含めた公的年金加入対象者全体でみると、未納者は約1%。
そのほか、口座振替やクレジットカード納付、コンビニでの納付の促進、スマートフォンアプリ決済サービスでの納付の導入等による国民年金保険料を納めやすい環境づくりなどが、納付率の上昇につながっているといった分析もされています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<令和5年度の国民年金の加入・保険料納付状況について>
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000213494_00008.html
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