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60歳以降も働き続けたいと考える人は7割(内閣府の調査)

内閣府から、「満足度・生活の質に関する調査報告書2024」が公表されました(令和6年8月9日公表)。

「満足度・生活の質に関する調査」は、我が国の経済社会の構造を人々の満足度(Well-being)の観点から多面的に把握し、政策運営に活かしていくことを目的とするものです。
2019年2月から開始されたもので、今回で第6回目の調査となります。

働き方や就業に関する満足度などの動向のポイントを確認しておきましょう。

●働き方(転職・起業)と満足度
・転職と満足度の関係をみると、転職意向のない人の満足度が最も高い。
40歳~64歳の層では転職活動中の人の満足度が大きく落ち込む傾向。
・起業と満足度の関係をみると、39歳以下の層と40歳~64歳の層では特徴が異なる。
前者では起業経験者や準備中の人の満足度が高い傾向があるのに対し、後者では起業経験者の満足度が最も低い

●生涯を通じた就業意向と満足度
・60歳未満の現役世代では、60歳以降も働き続けたいと考える人は7割。
・60歳以上では、男性の70歳~74歳、女性の65歳~69歳の約5割が就業を希望。
・就業希望者の就業状況をみると、男性は75歳以上でも5割以上が就業しているのに対し、女性は70歳以上で就業している割合は5割を下回る。
就業希望の実現状況が満足度に与える影響は男性において顕著で、無業者の満足度は就業者を大きく下回る。

詳しくは、こちらをご覧ください。
<「満足度・生活の質に関する調査報告書2024」>
・概要:https://www5.cao.go.jp/keizai2/wellbeing/manzoku/pdf/summary24.pdf
・報告書(一括版):https://www5.cao.go.jp/keizai2/wellbeing/manzoku/pdf/report08.pdf

※無断転載を禁じます

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