平成31年度予算案を修正 追加給付で(厚労省)
毎月勤労統計調査が不適切であったため、雇用保険・労災保険等の給付額が本来よりも少なくなっていた問題が世間を騒がせています。
厚生労働省は、2019(平成31)年1月11日、給付額が本来よりも少なくなっていた方に追加給付を行うことを公表しました。
これを受けて、同月18日、平成31年度厚生労働省予算案を修正することを閣議決定しました。
この修正では、雇用保険・労災保険などの追加給付にかかる費用として、新たに6億5,000万円の支出を決定。
あくまでも推測で算出したものですが、追加給付の対象者は延べ2,015万人、予算の総額はおよそ795億円にのぼるとのことです。
このような修正は極めて異例。今後も波紋が広がりそうです。再発防止策をしっかり講じてほしいですね。
予算案の修正(変更)について、詳しくは、こちらをご覧ください。
<平成31年度厚生労働省予算案の変更について>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_03261.html
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