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社会保険のさらなる適用拡大 使用者団体からは慎重な検討を望む声も

2019/04/16

調査・統計

厚生労働省から、平成31(2019)年4月16日開催の「第5回働き方の多様化を踏まえた社会保険の対応に関する懇談会」の資料が公表されました。
この懇談会では、社会保険の更なる適用拡大に向け、論点・課題・方向性の整理などが行われています。

今回は、関係団体に対するヒアリング結果等の整理が行われています。。

ヒアリング結果をみると、やはり、企業としては社会保険料負担の増加が不安のようで、次のような意見が紹介されています。
・パート労働市場の需給環境や近年の最低賃金の引上げを反映したパート賃金の上昇が、企業における人件費の上昇を招き、特にパート比率の高い労働集約的産業においては、経営に深刻な影響を与えている。
・これを踏まえて、使用者団体からは、今後の検討において、社会保険料負担の増加が企業経営に与える影響を踏まえた慎重な検討や、社会保険料負担の増加を価格に転嫁できるような環境整備を求める。

詳しくは、こちらをご覧ください。
その他、被用者保険の適用拡大の実施企業に対するアンケート調査結果などが公表されています。
<第5回働き方の多様化を踏まえた社会保険の対応に関する懇談会(ペーパーレス)>
≫ https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208525_00009.html

※無断転載を禁じます

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