シリーズ連載「これからの安全衛生教育」- 第1回 第13次労働災害防止計画について
シリーズ連載「これからの安全衛生教育」
「安全衛生教育を受講する」と聞けばどのようなイメージを持たれるでしょうか。
”テキスト朗読ばかりで退屈”、”イラストがわかりにくいし古くさい”、”せっかくのパワーポイントに文字ビッシリは残念”などの批判的な意見が多いのが現実的ではないでしょうか。
もちろん受講者に対し”予防策を知ることができた”、”安全衛生活動の大切さがわかった”、という所感を持たせれば、教育の目的(知識・技能・意識)の一つを果たしているとも言えるかと思います。しかし受講者側からすれば、内容に関して理解に至ったとしても、いわゆる「教育手法」にマイナスイメージの印象となってしまいがちではないでしょうか。
ただ講師側からすれば、まず受講者の心を掴んで、法定カリキュラムに沿って、テキストからも外れずに、時間内にエッセンスを…と思うところすべてを解決しようとするだけで精一杯なのではないでしょうか。かと言って終始ウケ狙いのユーモアばかりの談笑では自身の命を守る教育として深く刻めないでしょうし、その間を取って上手くやりこなすにはハードル高いし手間がかかり過ぎる…と、いざ登壇となれば尻込みしてしまっているのかもしれません。
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