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脳・心臓疾患の労災認定の基準に関し検討を進める(厚労省の検討会)
厚生労働省から、令和2年9月29日開催の「第3回 脳・心臓疾患の労災認定の基準に関する専門検討会」の資料が公表されました。
今回の検討会の論点は、次のとおりです。
①「長期間の過重業務」、「短期間の過重業務」について、労働時間をもっとも重要な要因と考えてよいか。
また、長期間の過重業務に関する現行認定基準の業務(労働時間)と発症との関連性について、現在の医学的知見等に照らして妥当と考えられるか。
さらに、短期間の過重業務に関して労働時間と発症との関連性について、基準の具体化・明確化、例示ができないか。
②「長期間の過重業務」、「短期間の過重業務」について、現行認定基準では、労働時間以外の負荷要因として、6項目が掲げられている。
これらの項目について、現在の医学的知見等に照らして妥当と考えられるか。追加・修正すべきもの、さらに検討すべきもの、具体化・明確化・例示できるものはないか。
③「異常な出来事」は、現行認定基準で、次の3つの出来事とされている。
これらの出来事について、現在の医学的知見等に照らして妥当と考えられるか。
追加・修正すべきもの、さらに検討すべきもの、具体化・明確化・例示できるものはないか。
・極度の緊張、興奮、恐怖、驚がく等の強度の精神的負荷を引き起こす突発的又は予測困難な異常な事態
・緊急に強度の身体的負荷を強いられる突発的又は予測困難な異常な事態
・急激で著しい作業環境の変化
このように、専門的な内容が検討されています。
必要であれば、こちらでご確認ください。
<第3回 「脳・心臓疾患の労災認定の基準に関する専門検討会」>
≫ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_13803.html
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