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平成31・令和元年の年休の取得率56.3% 過去最高も目標遠く(就労条件総合調査)

2020/11/02

調査・統計

厚生労働省から、「令和2年就労条件総合調査 結果の概況」が公表されました(令和2年10月30日公表)。

今回の調査結果で、年次有給休暇の取得率が過去最高となったことが話題になっています。

年次有給休暇の取得状況は、次のとおりです。

・平成31年・令和元年(又は平成30会計年度)の労働者1人平均付与日数は18.0日(前年調査18.0日)

・そのうち平均取得日数は10.1日(同9.4日)〔昭和59年以降過去最多〕

・平均取得率は56.3%(同52.4%)〔昭和59年以降過去最高〕

年次有給休暇の取得率は、2年連続で50%を超えました。

平成31年4月から年休の時季指定義務制度が施行され、年5日取得させることが企業の義務となった影響で上昇したものと思われます。

しかし、政府は、令和2年までの目標として取得率70%を掲げており、その達成にはほど遠い状況となっています。

詳しくは、こちらをご覧ください。

その他の項目の調査結果もご確認ください。

<令和2年就労条件総合調査 結果の概況>
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/20/index.html

※無断転載を禁じます

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