令和3年2月 有効求人倍率は前月から低下 完全失業率は前月と同水準
令和3年3月30日、厚生労働省から、令和3年2月分の一般職業紹介状況が公表されました。
これによると、「有効求人倍率(季節調整値)」は1.09倍となり、前月から0.01ポイント低下しました。
低下は、令和2年9月以来5か月ぶりとなっています。
なお、令和3年2月の新規求人(原数値)を前年同月と比較すると14.6%減となっています。
これを産業別にみると、建設業(10.0%増)で増加となり、宿泊業,飲食サービス業(41.0%減)、情報通信業(23.2%減)、卸売業,小売業(23.2%減)、生活関連サービス業,娯楽業(23.2%減)、運輸業,郵便業(21.0%減)などで減少となりました。
新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の影響で、宿泊・飲食サービス業や生活関連サービス・娯楽業の分野でのが大きく落ち込んでいます。
また、同日、総務省から公表された令和3年2月分の「完全失業率(季節調整値)」は2.9%で、前月と同水準でした。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<一般職業紹介状況(令和3年2月分)について(厚労省)>
≫ https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000212893_00052.html
<労働力調査(基本集計) 2021年(令和3年)2月分結果(総務省)>
≫ https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/index.html
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