パートなどである女性に関する調査(連合)
連合(日本労働組合総連合会)は、本年7月26日~28日の3日間、「非正規雇用で働く女性に関する調査」を、インターネットリサーチにより実施し、全国の非正規雇用(有期契約社員・嘱託社員、臨時・非常勤公務員、派遣社員、パートタイマー、アルバイト)で働く20歳~59歳の女性1,000名の有効サンプルを集計。今月25日に、その結果が公表されました。 たとえば、次のような調査結果が紹介されています。 ・初めて就いた仕事(初職)の雇用形態が非正規雇用だった人の割合は約5割 ・週35時間以上働く人の約4割が「正社員として働けなかった」 ・職場で男女による扱いの差を感じている人は約4割 また、現在、政府が主導して、女性の活躍を促進する取り組みが進められていますが、非正規雇用で働く女性は、女性の活躍を促進する取り組みに対してどのように感じているか?といった調査も行われており、「女性だけに働くことと家事・育児の両立を求める風潮に疑問を感じる」が最も多く44.1%、次いで、「非正規雇用の女性の働き方にも目を向けてほしい」が34.8%、「女性活躍に関する制度だけでなく、現場の理解が高まればいいと思う」が21.9%などという結果でした。 連合では、この調査について、「非正規雇用の女性の働き方・職場環境の課題が多数みられるとともに、その働き方や意識が多岐に渡っていることが浮かび上がった」と分析しています。 詳しくは、こちらをご覧ください。 <非正規雇用で働く女性に関する調査2017> https://www.jtuc-rengo.or.jp/info/chousa/data/20170825.pdf
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