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個人情報取扱事業者等における個人データの漏えい等 1万2,120件で過去最多(令和5年度の個人情報保護委員会年次報告)

個人情報保護委員会は、個人情報保護法第168条の規定に基づき、その所掌事務の処理状況について、毎年国会に報告を行うことになっています。

この度、令和5年度の年次報告が行われ、令和6年6月11日の閣議で決定されました。

これにより、個人情報取扱事業者等に対する監督の状況をみると、令和5(2023)年度において、個人データの漏えい等事案について、1万2,120件(委員会直接受付分:7,075件+委任先省庁経由分:5,045件)の報告を受けたということです(調査開始以降で最多)。

そのうち、委員会が状況を重く見て勧告を行ったものが3件、指導・助言を行ったものが333件あったということです。
個人データの漏えい等の事案が、令和5年度において1万2,120件ということですが、前年度の7,685件と比べると、大幅に増加しています。

これを他人事と思わずに、自社の個人情報の保護に関する安全管理措置などに落ち度がないか、今一度確認しておきたいところです。

詳しくは、こちらをご覧ください。

<令和5年度個人情報保護委員会年次報告の概要等を公表しました>
https://www.ppc.go.jp/aboutus/report/

※無断転載を禁じます

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