平成30年労働組合の推定組織率 全体では過去最低、パートに限ると過去最高
厚生労働省から、「平成30年労働組合基礎調査の概況」が公表されました(平成30年12月19日公表)。 調査結果のポイントは、次のとおりです(平成30年6月30日時点)。
●労働組合員数は1,007万人で、前年より8万8千人(0.9%)増加。
推定組織率は17.0%で、前年より0.1ポイント低下し、過去最低。
●女性の労働組合員数は335万7千人で、前年より9万人(2.7%)増加。
推定組織率は12.6%で、前年より0.1ポイント上昇。
●パートタイム労働者の労働組合員数は129万6千人で、前年より8万9千(7.3%)増加。
全体の労働組合員数に占める割合は13.0%で、前年より0.8ポイント上昇。
推定組織率は8.1%で、前年より0.2ポイント上昇。いずれも過去最高。
これについて、連合(日本労働組合総連合会)は、「組合員数に減少から増加への反転傾向が現れている一方、集団的労使関係の及ばない労働者が結果的に増加していることは引き続きの課題」などとコメントを発しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<平成30年労働組合基礎調査の概況>
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/roushi/kiso/18/index.html
連合のコメントはこちら
<「平成30年労働組合基礎調査の結果」に対する談話>
https://www.jtuc-rengo.or.jp/news/article_detail.php?id=1016
※無断転載を禁じます