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2019年の財政検証の基本的枠組みなどについて議論(社保審年金部会)

厚生労働省から、2019(平成31)年3月13日に開催された「第8回社会保障審議会年金部会」の資料が公表されました。


今回の部会の議事は、次のとおりです。
① 2019年財政検証について
② 年金財政における経済前提について(報告)
③ 年金広報について
④ 遺族年金制度について


2019年財政検証については、その基本的枠組みをまとめた資料が公表されています。
これによると、今年実施する財政検証でも、厚生年金の加入年齢の上限を70歳以上に引き上げた場合などの「オプション試算」と呼ばれる仮定条件を複数設定し、試算を実施する案が示されています。
年金財政における経済前提についても報告書の案が取りまとめられており、今年実施される財政検証への動きは本格化してきました。


なお、遺族年金制度については、共働きが一般化することを前提とした場合の遺族年金制度の在り方を考えていこうということで、論点を整理しているような段階です。今後、改正に着手されることになるのか、動向に注目です。


<第8回社会保障審議会年金部会/資料>
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212815_00009.html

※無断転載を禁じます

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