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保育業界における労務管理のポイント第1弾 ~概論編&テーマ1:就業規則の作成・改定~


待機児童の問題を受け、保育園の数は年々増えています。

しかし、保育園を作ったものの、保育士が集まらなかったために、園児をほとんど募集できないという園もあるなど、保育事業所での「人手不足」は深刻な問題になっています。

なぜ保育士が集まらないのかというと、

  • (責任の重さに対して)給与が安いから
  • いわゆる「サービス残業」が多いから

    という理由も、もちろん大きいですが、

  • キャリアパス(将来)が描けないから

    という理由も実は多いのです。

 また、保育士が職場に要望することでは、やはり「給与の見直し」が一位になっていますが、

  • 研修機会の増加
  • 雇用の安定(正社員化)
  • 評価制度の見直し

    という声も少なからず、挙がっています。

つまり、保育事業における「人手不足」解消のためには、人の専門家である「社労士」の活躍が欠かせません。


そこで今回PSRでは、「保育事業」での経験が豊富な社労士・楚山先生を講師にお迎えし、講義を行って頂きました!

楚山先生は、子育て支援事業のリーディングカンパニーと、その主力子会社で勤務した後、社労士になったという経歴をお持ちのため、業界についても詳しいですし、「保育士」の資格も持ち、現場のこともよく分かっていらっしゃいます。


PSRでは、今後、「保育業界における労務管理のポイント」DVDのシリーズ化を企画しており、今回はその第一弾です。

第一弾は、「保育事業」の現状を広く理解するための「概論編」と、これから続いていく「各論」のなかから「就業規則の作成・改定」という一つのテーマを取り上げ、話して頂いているものです。

今後、様々なテーマについて、楚山先生にはお話し頂きますが、この「第一弾」が一番肝になる部分です。

楚山先生から、「保育事業者」を顧問先に持ち、その保育事業者の職場環境を良くするためのポイントを学びませんか?

 

DVD内容

~概論編~

保育業界に初めて参入される方、既にクライアントがいても今後力を入れていきたいという方が最も必要とする情報、たとえば、保育業界の成り立ち、文化、業界特有の労務課題などについて解説したものです。

業界で業務を拡大していくために活用可能なリソース、具体的な関与の方法などについても触れています。

  • 保育所整備3つの不足
  • 保育所整備3つの基盤
  • 保育業界特有の労務課題とは?
  • 保育業界の労務課題に活用可能なリソースと社労士関与の可能性
  • まとめ

~各論編:就業規則の作成・改定~

保育業界特有の労務管理上のポイントをふまえた、就業規則や労使協定の作成ができるよう、「採用・異動」「服務規律」「労働時間、休憩及び休日」等々……項目ごとに細かく解説しています。

保育事業所での「仕事」は、一般的なオフィスでの仕事と大きく異なります。その特性を踏まえた規程の作り方、コンサルの仕方を身に着けることで、初めて、業界のことを知っているプロとして信頼されることができます。

  • 就業規則等の位置づけ
  • 総則
  • 採用・異動等
  • 服務規律
  • 労働時間、休憩及び休日
  • 休暇等
  • 賃金
  • 定年、退職及び解雇
  • 安全衛生及び災害補償
  • 職業訓練
  • 表彰及び制裁
  • 無期労働契約への転換
  • 公益通報者保護
  • 副業・兼業

保育業界における労務管理のポイント DVDダイジェスト版を公開

概論編

各論編:就業規則の作成・改定

 

講師・楚山和司先生からのコメント

連合会の研修システムにて「保育業労務管理研修」が無料公開されておりますが、2016年のリリースから一定の時間も経過し、業界を取り巻く状況も様変わりしております。また、入門知識としてはやや発展的な内容も含んでおり、何より実務にそのまま活かせる、ファーストステップを踏み出せる、具体的なノウハウという点では、やはり公開コンテンツとしての限界があります。

本DVDでは私自身が日頃感じているそうした「契約や報酬につながる」「本気で業界に貢献したい」という、意欲あふれる諸先生方のニーズに十二分に応えることができるコンテンツを提供しております。

今回はその入口として、比較的多くの先生方が取り扱っておられるであろう就業規則や労使協定の作成・改定にフォーカスしておりますが、今後、より付加価値の高い、応用・発展レベルのテーマも取り扱うことで、会員の先生方の関与度合いに応じたコンテンツもご用意してまいります。

社労士は「人」のスペシャリストと申しますが、保育事業はまさしくその「人」を「人」たらしめる根幹、いわば未来そのものを形づくる事業です。その事業に私たち社労士が関わることは大いに意義深いこと、むしろ必然とさえ感じます。

直接的に「将来の労働力人口の増加」と大義名分を振りかざしますと、なんとも味気ない響きがありますが、すべての「企業」「業界」「地域」そして「国家」の発展を、共にこの保育事業から支えてみませんか。


講師

楚山 和司(そやま かずし)先生

●社会保険労務士事務所そやま保育経営パートナー代表
●社会保険労務士・キャリアコンサルタント・保育士

【略歴】
早稲田大学第一文学部総合人文学科 卒業。
全国約200以上の保育所を設置・運営する業界最大手の事業会社経験をもとに、保育所経営の総合コンサルタントとして独立。
独立以前は、運営するほぼすべての保育所の自治体指導監査対応を累計500件以上務め、労務管理・会計経理・安全対策について特に詳しい。
また、独立した現在は約40件以上の保育所運営法人の顧問・支援実績を有し、企業主導型保育事業導入コンサルも取り扱っており、助成決定実績も有するなど、企業主導型保育事業についても精通している。
【講演実績】
・保育園の労務問題と職員の処遇改善制度への取り組み方(東京社会保険労務士協同組合)
・保育安全研修(公益財団法人児童育成協会:全国11都市)
・企業による保育施設設置支援セミナー(東京都・東京しごと財団)
・保育士等キャリアアップ研修(奈良県)
・子育て支援員研修(栃木県、群馬県、宮城県、気仙沼市)
・保育所プリセプター研修(岐阜県)
・放課後児童支援員認定資格研修(神奈川県、千葉県、茨城県、群馬県、栃木県)
・放課後児童支援員資質向上研修(栃木県)
・新規保育所等保育スキル向上研修会(沖縄県)
 その他多数
寄稿】
『東京都社会保険労務士会会報 平成30年1月号』 巻頭特集「保育業界における労務管理の実務」
『SR 第50号』 特集2「保育士等の処遇改善等加算 平成30年度の変更点と提案のポイント」
『CHUKIDAN NETWORK INFORMATION Vol.114』「業種特化社労士の視点から 第7回『保育業編』」

ご購入はこちら

タイトル 保育業界における労務管理のポイント第1弾 ~概論編&テーマ1:就業規則の作成・改定~
価格 PSR正会員   37,400円(税込)
情報会員・一般 49,500円(税込)
備考
  • 制作 : 2019年3月
  • 収録時間 : 約210分
  • 内容:DVD、レジュメ

【商品について】

  • 商品内容は制作時の情報となります。その後の法改正等は反映されていません。あらかじめご了承ください。
  • ※DVDを購入する方へ
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