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シリーズ連載「これからの安全衛生教育」- 第2回 「IcTで創る新たな形」

2021/05/20

コラム

IcT(Information and Communication Technology:情報通信技術)の利活用が叫ばれて久しいですが、働き方改革を実現するツールとしてはもちろん、新型コロナウィルス流行予防策やワクチン接種システムへの応用、また世界に遅れを取っているDX(Digital transformation)を推進していくためには、今やIcTは必要不可欠なものとなりました。

能率や効率の向上性や利便性をフル活用されておられる方もいらっしゃれば、まだ取り組むのに精一杯で良し悪しの実感まで至らない方もいらっしゃるかもしれませんが、実際にはいかがお感じでしょうか。

私の場合は、既にマルチメディアや携帯端末に囲まれて育ったIcTネイティブ世代ゆえでしょうか、じつは近年のIcT利活用キャンペーンに対しては”今更感”や”ええとこどり感”など比較的ネガティブに感じております。やはりIcTを使いこなせるようになったとしてもセキュリティ面に不安を感じますし、効果よりも費用の方が気になりますし、理想とする業務やビジネスのあり方に”しっくりくる”ツールとしてはまだまだ遠く思えるのが正直なところです。

とはいうものの、IcTはあくまで技術のひとつであって、結局のところIcTツールを当事者がいかに使うかが問われているということはご承知の通りです。つまりこれからは、どうやったらIcTを業務やビジネスに役立たせられるか、また感染症予防に役立つかを考えることに最大の価値があるということです。考えついたらあとは実践あるのみですが、ここだけの話、たとえ考えつかなくとも実践できなくとも他者の事例について成功から失敗まで学ぶ中で答えを見つけるという情報化社会ならではの流行に乗るのも一手ですね。

さて、本コラムでは「これからの安全衛生教育」をテーマにしております通り、安全衛生活動におけるさまざまなIcT利活用事例のなかでもひときわ変化が著しい“安全衛生教育”にスポットを当て、関するIcTツールをご紹介しながら、IcTがどのように役立つのか、逆にどのような課題を抱えているのかなどについてご案内致します。

 

 

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