風土改善型就業規則コンサル塾
就業規則コンサルをされている先生は多いですが
「就業規則を作ること」が目的になってしまっていませんか?
講師の日比野大輔先生「風土改善型就業規則」についてお話し頂きました!
「就業規則を作ること」を目的に就業規則を作っていると、価格競争に巻き込まれてしまいます。
では、どうしたらいいのか?
日比野先生は言われます。
”「就業規則」はあくまで「企業風土を改善する1つのツール」です。
社長や管理職の抱える課題の多くは「企業風土」の問題です。
その課題を解決する施策を打ち、最後に風土が元に戻らないように「就業規則」を最後の楔(くさび)として使う。
それが「就業規則」の効果的な使い方です。
企業の課題解決ができれば、社長の満足度は高まり、次に人事コンサルなどの提案にもつなげていくことができます。
この提案やコンサルをしていれば、価格競争に巻き込まれることはありません。”
例えば、遅刻する人がやたらと多い職場があったとします。
その場合、就業規則に「遅刻をしたら、減給する」旨の規定を作ることで、遅刻は減るでしょうか?
答えは「減りません」。
日比野先生は言われます。
”こういう企業には大抵、『遅刻はするけれど、非常に優秀』という人がひとりいます。
まずはその人に協力を依頼し、それから社員全員に、時間を守ることがなぜ大切かを話し、理解をしてもらいます。
そして風土が実際に変わってきたあとに、就業規則は改定するのです。”
100年企業を多く研究してこられた日比野先生は、非常に多くの実例をお持ちで、1時間打ち合わせをするなかでも、上記のような話が、次々に出てきます。
日比野先生の事務所で採用している「新人が定着し、伸びる」ための賃金規定の工夫なども非常に説得力があり、面白いです。
今回の講座は、「就業規則はこのように規定しましょう」というだけの講座ではありません。
上記の例のように本当に社長が望む風土改善を「就業規則コンサル」を通してどのように達成するかをテーマにした講座です。
1日半の講座では、日比野先生が様々な会社の風土改善について話してくださいます。
多くの実例を持った先生の話を聞けるチャンスはとても貴重です。
書籍などには書けない「ここだけの話」もたくさんしていただく予定ですので、是非、ご参加いただけたらと思います!
特にこんな方にお薦めです
- 社長も従業員も本当にしあわせになれる改善策を提案できるようになりたい先生
- 就業規則コンサルに対するスタンスを改めて見直してみたい先生
- 企業風土改革の実例をもっと学び、打てる施策を増やしたい先生
- 昨年開催した「『東洋哲学型 就業規則』のすゝめ」で日比野先生の考え方のファンになった先生
是非、こちらの講座にお越しください!
講座内容
AI時代に価値をあげる社労士のスタンス
1)風土が変われば、会社の嘘みたいに儲かり始める。
〜ホントに社労士が業績を上げられるの?ホントです。
2)コンプラを強く進めると社長は社労士に嘘をつく
3)社長の1番の相談相手になる就業規則コンサルティング
4)規則を厳しく仕切れない中小企業の悲しい現実
会社の風土を改善する就業規則
1)就業規則の規定で風土は生まれない
2)部下からの質問に対する上司の応答が風土を作る
3)上司が誇りをもって部下を叱れる就業規則
社長と社員の幸せが別れない就業規則
1)アメリカ型企業とドイツ・日本型企業の違い
2)後ろめたさを抱かせない就業規則
3)愛をもって厳しく叱れる就業規則
風土をかえる目的別就業規則
1)ロン毛、鼻ピアスの個性派社員に頭を抱えるベンチャー社長が風土をつくる就業規則
2)人事担当者が愛社精神をもちはじめる就業規則説明会
3)管理職の経営マインドを育てる就業規則
4)事業承継を成功させる次期社長へ哲学を伝える就業規則
譲り合う風土をつくる休暇
1)社長⇆社員ではなく、社員⇆社員間で付与する年次有給休暇
2)経営の見える化と3ヶ月カレンダーの併設
3)譲り合いを誘う慶弔休暇
4)逐条ごとの考え方とアプローチ
定着率と早期戦力化を実現する採用と試用期間
1)風土は一番下と一番上から変わっていく
2)大企業と中小企業で全く異なる要員事情
3)試用期間と本採用の運用
4)逐条ごとの考え方とアプローチ
もうブラック企業なんて言わせない労働時間制度
1)時間の長さと労働密度を一緒に見える化する
2)業務によって時間との向き合い方は大きく変わる
3)アフターコロナ・超リモート社会での労働時間制度
4)逐条ごとの考え方とアプローチ
ワークとライフのデザイン
1)職場と家庭を分けたい昭和の発想
2)実はアメリカに近い100年企業のワークライフデザイン
3)ハラスメントを激減させるワークライフデザイン
4)育児・介護・病気に関するワークライフデザイン
4)逐条ごとの考え方とアプローチ
講師
日比野 大輔(ひびの だいすけ)氏
【経歴】
1973年生まれ
労務管理事務所フォージョーハーフ代表。一般社団法人 楡の木フォーラム代表。
100年企業研究会主宰。盛和塾大阪元世話人。特定社会保険労務士。
社労士として開業し、当初から現場の最前線にたって、労使紛争の解決を支援する。
次第に、労使対立の真因となる職業観、組織観に疑問を抱き、一念発起し、東洋哲学に学び、
人が本来もっている「良知」をベースとしたコンサルティングに大転換する。
全国の100年企業の秘密を明らかにし、東洋哲学をベースに作成した「100年就業規則」は、グッドデザイン賞を受賞する。
審査員から「世界にインパクトを与える」と称される。
良心の躍動と永続的発展を志向する日本型の組織デザインをアジア、世界へ向け広める活動を展開中である。
【著書】
『みんなが良くなる みんなでつくる みんなの就業規則』(日本法令出版)
『100年就業規則』DVD(日本法令出版)
『超訳伝習録 社労士編』 監修 難波征男 (一般社団法人 楡の木フォーラム出版)
開催概要
セミナータイトル | 風土改善型就業規則コンサル塾 |
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講師 | 日比野大輔 氏 |
備考 |
■東京(弊社セミナールーム)で実施し、講義の模様をライブ配信いたします ご希望の受講形式にチェックいただきお申し込みをお願いします。
■受講後もWEB配信で視聴可能です 会場受講、ライブ配信かかわらずご参加者様は2022年9月より3か月間ライブ開催時の撮影映像をWEB配信でご視聴いただけます。 ※昨年「「東洋哲学型 就業規則」マスター講座」を受講された方は、20%OFFとなります。 (割引クーポンを発行いたしますので、事務局までご連絡ください) |