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化学物質管理に関する規制の見直しについて報告書をとりまとめ(厚労省の検討会)
厚生労働省の「職場における化学物質等の管理のあり方に関する検討会」は、化学物質管理に関する規制の見直しについて報告書をとりまとめ、これを公表しました(令和3年7月19日公表)。
現在、国内で輸入、製造、使用されている化学物質は数万種類に上り、その中には危険性や有害性が不明な物質も少なくなく、法令規制対象外の物質が引き起こす労働災害が頻発しています。
この課題について、令和元年9月に学識経験者、労使関係者による検討会を設置し、国際的な規制動向も踏まえ、15回にわたり議論を重ね、職場における化学物質等の管理のあり方を検討してきました。
その検討の結果を取りまとめたのがこの報告書です。
新たな管理の在り方の基本的な考え方は次のとおりです。
●労働者のばく露防止対策等を定めた化学物質規制体系を、化学物質ごとの個別具体的な法令による規制から、以下を原則とする仕組み(自律的な管理)に見直す。
・ばく露濃度等の管理基準を定め、危険性・有害性に関する情報の伝達の仕組みを整備・拡充する。
・事業者はその情報に基づいてリスクアセスメントを行い、ばく露防止のために講ずべき措置を自ら選択して実行する。
厚生労働省は、この報告書を受けて、速やかに労働安全衛生法に基づく関係法令の改正の検討を進める方針としています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<「職場における化学物質等の管理のあり方に関する検討会」の報告書を公表します>
≫ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19931.html
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