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令和2年春の大卒の就職率98%、過去最高に並ぶ コロナ前は採用意欲高く

2020/06/12

調査・統計

 厚生労働省と文部科学省では、令和2年3月大学等卒業者の就職状況を共同で調査し、令和2年4月1日現在の状況を取りまとめ、同年6月12日に公表しました。

 取りまとめの結果、大学生の就職内定率は98.0%(前年同期比0.4ポイント上昇)となり、調査開始以降、同時期で過去最高となったということです。

 その一方で、厚生労働省によると、高校生・大学生らの内定取り消しは、令和2年6月10日の時点で40社107人、入社時期の繰り下げも86社994人(うち911人は入社済み)に上るということです。

 同省では、就職活動の時点では、好景気を背景に企業の採用意欲が高かったと分析している模様です。

 内定取り消しなどが増えている状況については、新卒者の雇用に配慮するよう経済界に引き続き求めていくということです。

 詳しくは、こちらをご覧ください。

<令和2年3月大学等卒業者の就職状況を公表します(厚労省・文科省)>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11810.html

※無断転載を禁じます

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