令和4年3月高校・中学新卒者のハローワーク求人における求人・求職状況を公表(厚労省)
厚生労働省は、令和4年3月に高校と中学校を卒業する生徒について、令和3年7月末現在のハローワーク求人における求人・求職状況を取りまとめ、公表しました(令和3年9月9日公表)。
対象は、学校やハローワークからの職業紹介を希望した生徒です。
そのポイントは、次のとおりです。
【高校新卒者】
〇求人数 約34万6千人で、前年同期比2.9%の増加
〇求職者数 約14万5千人で、同10.3%の減少
〇求人倍率 2.38倍で、前年同期差0.30ポイントの上昇
【中学新卒者】
〇求人数 725人で、前年同期比6.6%の増加
〇求職者数 776人で、同14.6%の減少
〇求人倍率 0.93倍で、前年同期差0.18ポイントの上昇
厚生労働省は、高校生の求人数が前年同期比で2.9%増加していることに着目し、これをサブタイトルにしていますが、報道では、高校生の求職者数が2年連続で大幅に減少していることに着目しているようです。
高校生の求職者数の減少の理由については、コロナ禍で雇用情勢が冷え込み、進路を公務員志望や進学に切り替える人が増えたなどと分析されています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<令和4年3月高校・中学新卒者のハローワーク求人における求人・求職状況を公表します(7月末現在)>
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000184815_00023.html
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