令和3年10月 有効求人倍率は2か月ぶりに低下 完全失業率は3か月ぶりに改善
令和3年11月30日、厚生労働省から、令和3年10月分の一般職業紹介状況が公表されました。
これによると、「有効求人倍率(季節調整値)」は1.15倍で、前月の1.16倍から0.01ポイント低下(悪化)しました。悪化は2か月ぶり。
また、同日、総務省から公表された令和3年10月分の「完全失業率(季節調整値)」は2.7%で、前月の2.8%から0.1%低下(改善)しました。改善は3か月ぶり。
有効求人倍率は低下しましたが、新型コロナウイルスの新規感染者数が減少し、緊急事態宣言が令和3年9月いっぱいで解除されたことにより、求職活動が活発化した結果、求職者数の伸びが求人数を上回り、その分、有効求人倍率が下がったと分析されているようです。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<一般職業紹介状況(令和3年10月分)について(厚労省)>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22271.html
<労働力調査(基本集計)2021年(令和3年)10月分(総務省)>
https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/index.html
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