障害者の新規求職申込件数がコロナ禍以前の水準を上回る(厚労省)
厚生労働省から、令和3年度のハローワークを通じた障害者の職業紹介状況などが公表されました(令和4年6月24日公表)。
令和3年度の調査結果のポイントは、次のとおりです。
●新規求職申込件数・就職件数
・新規求職申込件数は223,985件で、対前年度比5.7%増と、コロナ禍以前の水準を上回った。
・就職件数は96,180件で、前年度(89,840件)と比べ7.1%増と、新規求職申込件数の伸びを上回ったものの、前々年度の令和元年度(103,163件)と比べると6.8%の減となっている。
●就職率(就職件数/新規求職申込件数)
・就職率は42.9%で、対前年度差0.5ポイント増となっている。
就職件数が前年度より増加したのは、主に精神障害者の求職活動が活発化し、新規求職申込件数が増加するとともに、障害者の就職先として比較的高い割合を占める「医療,福祉」、「製造業」、「サービス業」を中心に多くの産業で求人数が増加したことによるものと考えられています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<令和3年度 ハローワークを通じた障害者の職業紹介状況などの取りまとめを公表します>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26200.html
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