総合性格分析テストTCAの解説と活用の仕方セミナー
臨床心理学をつかって、社員のコミュニケーションの癖を見える化。
研修、コンサル、カウンセリングなど、コミュニケーション能力向上のサービスを提供したい先生にお勧めです。
ハラスメント対策の必要性が高まるにつれ、コミュニケーション教育についても積極的に取り組む企業が増えています。臨床心理学である交流分析(TA理論)は、個⼈の⼈格の成⻑、より良い⼈間関係の形成、集団の組織開発に広く活⽤されることを目的としています。
TA理論を活用すると、
- 表面上の性格・対人関係の作り方
- コミュニケーショントラブルのくせ
- トラブルの原因になっている深層心理・思考パターン
- 社会適応のやりかた
など、本人は無意識で行動している部分まで分析・理解できるようになります。コンサル、カウンセリングに使えるほか、診断テストを使った場合、結果は受検者本人にフィードバックできるので、コミュニケーション研修のコンテンツのひとつとしても使えます。
顧問先から、社員のコミュニケーション能力向上のコンテンツを求められたとき、TA理論は役に立つはずです。先生もTA理論を取り入れてみませんか?
TAの説明について刀根先生のコラムを掲載中です!
カリキュラム
1.オリエンテーション |
講師自己紹介・グループ自己紹介 |
2.TCAとは |
TA理論をベースにした、総合的な性格診断の全体説明。 |
3.エゴグラムの読み方 |
性格全般を分析するエゴグラムの読み方を解説します。従来は6つのエゴグラムを9つに分類し、受検者の良い部分、自身や周囲が注意していく部分、成長の課題などを詳細に分析します。 |
4.OK図表の読み方 |
周囲とどのような対人関係を築いているかが分かります。また対人関係に使っている「エネルギー」の量も測定できます。 |
5.ストローク・ディスカウント グラム |
自分自身や、周囲とどう関わっているかが分かります。言葉のかけ方、対応の傾向とともに、今後どの部分を改善すればよいかも分かります。 |
6.心理的ゲーム |
対人関係のトラブルパターンが分かります。事柄は違うのに、同じようなやり取りになって人間関係を悪くしてしまうなどありませんか?癖を理解し、今後のコミュニケーションの改善につなげます。 |
7.禁止令 |
子ども時代に深く心に刻まれた幼児決断(生き方のパターン)が分かります。特に、親からどんな禁止令を受け取ったかにより、大人になってからの性格や反応の傾向が作られます。 |
8.ドライバー |
社会に受け入れられるために身に着けたパターンが分かります。一般的には評価される行為・行動ですが、いき過ぎると体調を壊したり、メンタル不全になる可能性があり、自覚することが大切です。 |
9.TCAの各理論(その他) |
精神的安定度・思考力・レジリエンスの度合いが分かるようになります。 |
当セミナーのねらい
「TOTAL CHARACTER ANALYSIS/総合性格分析テスト(通称・TCA)」を使って、TA理論の全体像をやさしく解説していきます。
PSRが従来ご紹介していた、採用・教育研修に特化した適性診断「TA PACK SYSTEM®」は、TA理論の基本部分、エゴグラムとOK図表を分析しますが、TCAテストはさらに5つのチェックテストが加わり、より詳細な性格分析結果を得ることができます。
受講者には実際にTCAテストを受検いただきます。講師の説明と自分のデータをつき合わせ、自分自身にフィードバックをしながら学びを進めることで、自身の結果内容と読み方を理解でき、TAの主要な理論も分かるようになるでしょう。受講後は、TCAの結果を一通り読めるようになり、簡単な解説も出来るようになります。
特典
TCA/総合性格分析テストの受検1回分つき!
無料で結果を返却します
対象
事前にエゴグラム、OK図表の読み方を確認いただいた状態で受講してください。
当講座は、エゴグラムとOK図表の見方はご存知であることが前提になります。まだご存じでない場合は、以下のコンテンツよりご確認ください。
TA理論の基礎知識、エゴグラムとOK図表を解説 | 企業に提案・販売できる適性診断 |
講師
刀根 健(とね たけし)氏
上級TAインストラクター/産業カウンセラー/ABH認定ヒプノセラピスト/メンタルヘルスコンディショナー
1966年生まれ。 商社に営業職として入社後、営業職としてコミュニケーションやカウンセリングスキルの必要性を感じ、産業カウンセラーを取得。教育・研修を中心とした業務に専念するため、同社を退職し社会人教育研修企業(ヒューマン・アカデミー㈱)へ入社する。心理カウンセリングとキャリアカウンセリングを統合した独自のカウンセリングの資格取得コースの開発を担当した後、人事部門に転属、教育・研修・制度を担当する。 2006年に(株)ヒューマンスキル開発センターへ講師、コンサルタントとして入社し、人事制度の改革や風土改革等のコンサルティングも得意とする。指導実績は官公庁や大手通信企業、不動産、信用金庫など幅広い業種のほか、多数の病院に向け研修を行っている。2018年同社を退職、独立して現在に至る。著作に「ストローク・ライフのすすめ」」(フォーメンズ出版)がある。
講師・刀根先生からのメッセージ
組織や企業は“人”の集合体です。
どんな素晴らしい商品や仕組みがあっても、そこで働く“人”の存在は無視できません。その組織で働く人たちがやる気を出し、仕事に生き生きと取り組んでこそ、企業は長期的な発展ができるのです。つまり、そこに所属している人たちの成長が組織・企業の成長となってくるのです。
では、所属している人たちをどうやってやる気にさせ、生き生きと働いてもらうのか?
答えのひとつに『その“人”たちをよく理解すること』があります。
このテストはある意味で受けた人を「丸裸」にしてしまいます。そういう意味でも取り扱いは注意が必要になります。 しかし、詳細な傾向性を知ることが必要とされる業務では、これ以上ないほどの有力な情報となってくれることは、間違いないでしょう。
TAとは
1.臨床心理学であるTA
TAは、複雑な人間心理をより分かりやすい言葉で解説します。
TAとは、正式にはTransactional Analysis:トランズアクショナル アナリシスといい、日本語訳で「交流分析」といいます。複雑な人間心理をよりシンプルに分かりやすい言葉で解説してあるので、非常に分かりやすく有効な理論として世界中で親しまれ、活用されています。
2.組織内でどのような人間関係を作っているかが分かります。
TA PACK SYSTEM®の解析結果から、回答者の基本的性格、主とするコミュニケーションの傾向、などが分かります。
またTA理論を理解しグラフを読む力が深くなると、以下のような情報も読み取れるようになります。
- 部下や後輩たちへの接し方
- 自分の感情表現の仕方
- 生産的、建設的な人間関係かどうか
- 効率的な思考ができるかどうか
3. 社労士の活用メリット
TA理論は、社員のカウンセリング・採用・研修など幅広く活用されています。
交流分析は、はじめは治療のための心理療法として発展し、現在では教育、ビジネス、医療、介護、子育てなど
幅広く活用されると共に、職場におけるメンタルヘルス対策、コミュニケーションの活性化としても活用されています。
特に官公庁、医療機関、福祉施設、学校法人、上場企業などの採用・研修に活用されています。
<たとえばこんな企業様に>
- 数の確保を優先して採用に失敗している企業
- 退職が多く、社員が定着しない企業
- 社員トラブルが多い企業
- 社長から社員の愚痴を頻繁に聞く企業
- 採用活動に力を入れている企業
- 社員教育を大切にしている企業
<PSR会員の活用事例(一部)>
- 顧問先との関係維持 ⇒採用試験にTAを導入し、採用からサポート体制を構築する
- 入社後の教育に活用 ⇒人が定着する企業づくりの一環として、TA理論・TA PACK SYSTEM®を活用してコンサル実施
- 単発セミナーの特典 ⇒セミナーを実施し、実施後も参加者と接点を持てるツールとしてTA PACK SYSTEM®を活用
- 新規受注のきっかけ ⇒スポット業務として提案し、先ずお客様とのつながりを作る
- 自身の研修メニューにTA理論を組み込んで活用
開催概要
セミナータイトル | 総合性格分析テストTCAの解説と活用の仕方セミナー |
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講師 | 刀根健先生 |
備考 | 当講座は、PSRで開催した「TAインストラクター養成講座」のご参加、TAインストラクター養成講座DVDのご購入いただいた方、あるいはTA理論のエゴグラムとOK図表の見方をご存知であることが前提になります。 |