令和3年春の大卒の就職率96% 前年同期より2.0ポイント減
厚生労働省と文部科学省は、令和3(2021)年3月大学等卒業者の就職状況を共同で調査し、令和3年4月1日現在の状況を取りまとめ、これを公表しました(令和3年5月18日公表)。
取りまとめの結果、大学生の就職内定率は、前年同期より2.0ポイント減少し、96.0%であったということです。
高い水準は維持されていますが、下げ幅については、リーマン・ショックの影響を受けた平成22(2010)3月卒の前年同期比3.9ポイント減少に次ぐ、過去2番目の下げ幅となっています。
厚生労働省では、新型コロナウイルスの影響などで未就職のまま卒業した方などに対しては、新卒応援ハローワークの就職支援ナビゲーターと大学等の就職相談員とが連携し、きめ細かな就職支援を継続して行うこととしています。
また、事業主に対しては、若者雇用促進法に基づく指針を踏まえ、既卒者が卒業後少なくとも3年間は「新卒枠」に応募できるよう、引き続き、周知徹底を図っていくこととしています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<令和3年3月大学等卒業者の就職状況を公表します(厚労省・文科省)>
≫ https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000184815_00016.html
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