令和3年8月 有効求人倍率は4か月ぶりに悪化 完全失業率は前月と同水準
令和3年10月1日、厚生労働省から、令和3年8月分の一般職業紹介状況が公表されました。
これによると、「有効求人倍率(季節調整値)」は1.14倍で、前月の1.15倍から0.01ポイント低下しました。
また、同日、総務省から公表された令和3年8月分の「完全失業率(季節調整値)」は2.8%で、前月の2.8%と同水準でした。
いずれも令和3年8月の数値ですので、新型コロナの影響が顕著に表れている形になっています。
なお、有効求人倍率については、1倍は超えているものの、コロナ禍前は1.5~1.6倍で推移していたことを踏まえると、戻りは鈍いと分析されています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<一般職業紹介状況(令和3年8月分)について(厚労省)>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_21246.html
<労働力調査(基本集計)2021年(令和3年)8月分(総務省)>
https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/index.html
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